朝の時間の使い方
朝の時間で何をやるのか
→自分がコントロールできることをやる
どれだけ気分が最低でも、1日が破滅的な展開になっても、自分のベッドを整えることはできる。
ベッドメイキングは、1日の終わり、最後に思い浮かべることが自分がやり遂げたことになる。
自分の意志で行ったことが、少なくとも1つはあるという事実が、人生のハンドルを握れているという感覚を与えてくれる。
その他の朝時間の使い方
- 先延ばしにしていること
- 運動
- 瞑想
- 読書
- 趣味
- 勉強
著者の読書に対する考え
読書は一度も訪れたことのない世界を間接的に経験させてくれる。
実際には出会えない人、自分の周囲にはいない人がどんな考えをし、どんな人生を送っているのか見ることができる。
それらを知ることによって、自分の価値観や行動を変えることができる。
朝の時間にすべきでないこと
- やることを時間別で指定する
- 何かをやり遂げようとする
時間ごとにやることを決めきってしまうと、プレッシャーを感じてしまい、やりたいことに集中しきれなくなってしまう。
朝の時間は、人生のボーナスタイム
プラスアルファの時間であるという意識でいると、結果を出すことに焦ることもなくなり、失敗をしても気にならなくなる。
早起きに失敗したとしても、ボーナスタイムを過ごせなかっただけで、本筋の人生が失敗したわけではない。
早起きする方法
5秒カウントダウン
5,4,3,2,1、起きよう!
アラームが鳴ってから5秒数えるだけ。
根性論にしか聞こえないが、朝早く起きるためには、起きるタイミングよりもその他の要素の方が重要となる。
何のために起きるかを明確にする
自分一人で集中して取り組みたいこと、目標のための行動など。
朝起きて何がやりたいのかを決めておくだけでも、目覚めがすっきりとしやすい。
早く寝る
人を疲れさせるのは起床時間ではない。
前日の就寝時間、過度のエネルギー消耗によって、早起きできないほどの睡眠時間を欲する。
まずは夜の過ごし方、そう睡眠時間を見直してみる。
夜は明日の自分との約束を守るために準備する時間。スマホをいじりながら休息する時間ではない。
気づき+学び
起床後ルーティンを作る
自分でコントロール可能なことかつ、どこでもできることだけで構成する。
- 5秒カウントで起床
- ベッドメイキング
- 洗顔
- 腕立て伏せ5回
- ゼロ秒思考
残りの時間は自由。何をやってもいい。
前日の夜に、ゼロ秒思考用の紙を机の上に準備しておく。
自分にとって楽しいことは、どれも休息に等しい
朝の時間を使って、つらいことや、嫌なことをしないようにする。
早起きして生まれた時間は、”ボーナスタイム”である。
せっかくなら楽しいことを選んでやる。
楽しいことであれば、それほどストレスにもならず、むしろ休息にすらなりえる。
無理に早く起きようとしない
早起きできそうにないと5秒以内に判断したなら、しっかり寝る。
身体が警告を出している可能性もある。睡眠不足は最大の敵。
ただ寝起きで眠いだけなのか、身体が警告を出しているのか、冷静に判断する。