こんにちは、HYOGAです!
この記事では、ゼロ秒思考のすべてについて書きます。
・ゼロ秒思考ってなに?
・ゼロ秒思考のやり方が知りたい
・ゼロ秒思考の効果やメリットは?
こんな悩みを持っているかたは、ぜひご覧ください。
この記事を書いている僕は、2年以上、ゼロ秒思考を続けています!
実際に『ゼロ秒思考』という本に書かれている内容に加えて、僕オリジナルの、継続するために工夫していることなども紹介していきます。
ゼロ秒思考とは
『ゼロ秒思考』は本
ゼロ秒思考という言葉はかなり有名ですが、もともとはビジネス書の本の名前です。
東大卒、マッキンゼーで活躍した、赤羽雄二さんが書いた『ゼロ秒思考』という本が原点で、40万部以上売れているベストセラー本です。
この本のなかで紹介されているのが、頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング、”ゼロ秒思考”です。
ゼロ秒思考の概要
A4用紙に1枚1分でメモ書き
簡単にいうとこれだけです。世界一シンプルという説明に恥じない、シンプルな内容ですね。
より具体的に説明していきたいと思います。
用意するもの
必須
ゼロ秒思考に必須の道具は以下の3つです。
- A4のコピー用紙
- ボールペン
- ファイル
これだけあれば、すぐに始めることができます。
A4のコピー用紙は、ノートで代用不可です。コピー用紙である必要があるので、注意してください。
ボールペンは自分の手になじんでいるものをおすすめします。著者のおすすめはPilotのVコーンというボールペンです。
本体がかなり軽く、インクがドバドバ出るので、ゼロ秒思考には向いていると思います。自分は実際に使ってみて、10本セットを買うことを決めました。
ペンは人にって好みがかなり違ってくると思うので、自分に合っているものを使うのがいいと思います。
ファイルは、A4用紙が丸ごと入る、シンプルなもので大丈夫です。こちらも好みにあわせてどうぞ。
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任意
追加で以下の2つを用意することで、よりゼロ秒思考がはかどります。
- HINGEファイル
- 付箋
HINGEファイルとは、A4用紙が30枚程度ストックできるポケットと、ゼロ秒思考がはかどる用紙ホルダーがついているファイルのことです。HINGEファイルで検索したら出てきます。
このHINGEファイルが、ゼロ秒思考のお供としてとんでもなく優秀なので、ガチでゼロ秒思考取り組んでみたいという方は、ぜひ購入してみてください。
付箋は、あってもなくてもいいと、僕が個人的に思っているものです。著者は付箋を使うことを推奨していますので、これから解説するゼロ秒思考のやり方を見て、判断してみてください。
ゼロ秒思考のやり方
ゼロ秒思考の具体的なやり方
- A4用紙を横置きにする
- 上部にタイトルを書いて下線を引く
- 右上に今日の日付を省略して書く
- タイトルの下に4~6行、箇条書きで頭に思い浮かんだものをそのまま書く
これを1枚、1分以内で行います。
下に貼ってあるのが、実際に僕がゼロ秒思考をしたA4用紙です。
大切なのは、手順4の頭に思い浮かんだものをそのまま書くということです。
考えて、内容を整理してから、紙に書くのではありません。頭に浮かんできたと同時に、それを紙の上に書き出します。
このメモの取り方が”ゼロ秒思考”という名前になっている所以でもあります。
思いついたものは何でも書き、100%自分本来の思考を書き出しましょう。
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ゼロ秒思考で使ったA4用紙は、ファイルに保管しておきます。このとき、ジャンルを分けて保存したい人は、付箋を利用することをおすすめします。
著者は、3か月後、6か月後にメモを見返すことを推奨しています。が、僕は周りにできるだけ物を置きたくない”ミニマリスト”なので、1ヵ月後に見返し、不要なものはすべて破棄してしまいます。
この時、「このメモは取っておくべき」と、直感で思うものは手元に残しておき、1か月後にまたふるいにかけます。
注意点
ゼロ秒思考にはいくつかルールがあります。
- 1枚1分
- A4用紙を使う
- タイトルを思いついたらすぐ取り掛かる
- 毎日10枚は書く
- 書き終わった紙はファイルで保存
このルールを守らないと、ゼロ秒思考本来の効果が得られない可能性があるので注意してください。
効果、メリット
ゼロ秒思考で得られる効果、メリットは大きく5つあります。
感情がコントロールできるようになる・安定する
心の中、頭の中をすべて紙に書き出すことで、客観的に自分を見ることができるようになります。
例えば、”今自分は何に対して不安を感じているのか”というタイトルでゼロ秒思考を行えば、頭の中にあるモヤモヤを可視化することができるようになり、それをどう解決すればいいのかに焦点が当たるようになるのです。
今あなたの中にあるマイナスな感情。その原因を見つけ、対処することができる点がゼロ秒思考のメリット1つ目です。
感情の起伏が最近激しいという方は、その感情を紙に書き出してみるといいと思います。
言語化する力が身につく
ゼロ秒思考を始めたばかりの時期は、なかなか頭の中に明確な言葉が出てこないため、ゼロ秒思考そのものが安定しません。
しかし、ゼロ秒思考を続けることによって、変化が現れます。自分が言いたいこと、思っていることを、正確に言葉にすることができるようになってくるのです。
自分の考えを正確に言葉にすることができれば、対人コミュニケーションにも応用することができます。
言語化できるようになれば、論理的に物事を見ることができるようになります。つまりは、頭が良くなるということです。
この効果を得るためには、それなりに時間がかかります。僕の体感では、2~3か月ぐらい。毎日でなくてもいいので、できるときにできる分だけメモをとるようにしてみてください。
頭の回転が速くなる
著者が本の中で、最初から最後まで言い続けている効果が、頭の回転が速くなるということです。
頭の回転が速くなると、
- アイデアが出やすくなる
- 解決策が浮かびやすくなる
- インプットの質が上がる
などなど、良いことだらけです。
僕も実際に、ゼロ秒思考を2年以上行って、アイデアや解決策が浮かびやすくなったという感覚があります。おそらく、頭の回転が速くなったのでしょう。
生産性が上がる
ゼロ秒思考を活用することで、仕事での資料作成の時間を短縮することができます。
僕自身も、ブログの内容・構成をゼロ秒思考で紙に書き起こしてから、パソコン作業に移ることで、圧倒的に生産性が上がりました。
実際に時間を測ったわけではありませんが、1.5倍ぐらい早くなった気がします。
また、即断即決する力も身につき、PDCAサイクルを高速で回すことができるようになる、と著者は解説しています。
即断即決即行動、これを可能にするのが、ゼロ秒思考です。
対人関係でのストレスが減る
対人関係で何か問題が起こった時にも、ゼロ秒思考は活躍します。
自分は相手の何に対して不満があるのか、なぜ相手はあんな行動をとったのかなど、普通ならしっかり考えないようなことにも、ゼロ秒思考で向き合います。
たいていの場合、「あの人のことが嫌い」と人間が思うのは、相手のことが理解できないからです。
その理解の部分をゼロ秒思考で補うことで、冷静に相手のことを見ることができます。
それでも嫌いな人のことは嫌いなままかもしれませんが、理由がわかっているだけで、感じるストレスはかなり減るものです。
僕も、大学生のころはかなりこの恩恵を感じました。結果今では、かなり平和に、職場の人たちと過ごすことができています。
ゼロ秒思考まとめ
ゼロ秒思考は、今すぐにでも始めることができて、爆裂な効果を得ることができる、”最強の書く習慣”です。
今回紹介したやり方を実際に10枚分試すだけでも、それなりの効果を実感できると思います。
僕は毎朝起きてすぐに、
- 今日やること
- ブログの内容・構成
- 目標
この3つをゼロ秒思考で書いています。
特に目標を書くというのは、めちゃくちゃおすすめなので、ぜひ試してみてほしいです。
自分のペースで、ゼロ秒思考に取り組んでみてください。
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